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今日は感情と身体のつながりシリーズ【悲しみ編】。
「なんだか最近、胸のあたりが重たい気がする」
それって、実は“悲しみ”のサインかもしれません。
涙は出なくても、心はちゃんと感じてる。
■ 胸の痛みは、ただの感情じゃない。
それは、胸の奥に静かに沈む「悲しみの記憶」。
涙が出なくても、笑っていても、胸のあたりがギュッと締め付けられるような感覚。
一一一それが、体に残った悲しみの痕跡です。
💧悲しみ系の“身体表現”
• 胸が締めつけられる
→ 息苦しさ/呼吸の浅さ/胸筋・肋間筋が緊張
• 胸が張り裂けそう
→ 胸部の神経反射がピークに/涙腺の刺激もここから
• 喉がつまる/喉が詰まって声が出ない
→ 喉元(甲状軟骨あたり)に力が入る/顎にも影響
• 肩を落とす
→ 姿勢が崩れ、呼吸が浅くなり、無気力に見える
• 俯く(うつむく)
→ 背中が丸まり、胸が閉じて、エネルギーが内へ
• 涙がこみ上げる
→ 表現されずに“止めた涙”は、眼精疲労や頭痛にも
• ため息ばかり出る
→ 自律神経のリセットを図ってるサインかも
心は胸にあるの?──東洋と西洋、感情と身体のつながり
「心はどこにあるの?」
ふとそんなことを考えたとき、
あなたは“胸”を思い浮かべますか?
それとも“脳”を思い浮かべますか?
実は──
この問いには、文化や医学によって違う答えがあるんです。
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🐉東洋の考え方:心は“胸”に宿る
東洋医学では「心(しん)」という言葉は、単なる感情のことではなく、心臓そのものを意味します。
古代中国の医学書にはこうあります。
「心は神を蔵す」──精神や意識を宿すのが“心”。
胸が苦しくなる、胸が痛む、ドキドキする。
それはまさに、心が乱れているサイン。
だからこそ、感情は“胸”に現れると考えられてきました。
「胸のつかえ」「胸が張り裂けそう」なんて表現にも、そんな感覚が根づいています。
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🧠西洋の考え方:心は“脳”にある
一方、現代の医学や心理学では、
「感情は脳で生まれる」とされています。
怒り・悲しみ・恐怖・喜び──
それぞれの感情は、脳内の“扁桃体”や“前頭前野”などの働きで引き起こされる。
つまり、心=脳というのが、西洋医学の主流です。
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感情は脳で生まれ、胸で“感じ”、身体で語り出す。
この一連の流れが、わたしたちが「心」と呼んでいるものなのかもしれません。
だからこそ、悲しみは“胸”で抱え込む。
まるで大切なものを守るように、身体は自然と胸を覆い、心を閉ざしてしまう。
守る意識が強くなりすぎると、脳は他のことに意識を向けられなくなり、エネルギーはどんどん内へ向かいます。
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悲しみに直面し、心が傷ついたとき──。
胸や首まわりをやさしくケアし、“閉ざす”のではなく、少しでも“開く”ことができたなら……。
そこにはきっと、表に出てきた心の傷に手当てをしていく道が見えてくるかもしれません。
悲しいことがあった時は、まず胸をあたためることから。ハーブティーや緑茶など、温かい飲み物をゆっくり飲んで、深く深呼吸してみてください✨
呼吸が浅くなると、息苦しさが胸に残ります。
でも、ため息の「はぁ…」を、温かいお茶と一緒に「ふぅ〜」に変えるだけで、胸の風通しがスーッと変わるのを感じられるはず♪
そして寝る前は…楽しいことを思い浮かべながら眠るのがポイント。
脳は寝る前の情報を記憶に残しやすいので、なるべく記憶に刻みたいポジティブな感情で1日を終えてくださいね💤
「病は寝て治せ」って言いますが、心の傷も同じです(笑)
🌼ハーブティーいろいろ(悲しいときのセルフケアに)
🍵ラベンダー:自律神経を整える。眠れない・不安で涙が出るときに。
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- 🌿リンデン:悲しみからくる身体のこわばりをゆるめる。ハートのハーブ。
- 🌼マリーゴールド(カレンデュラ):喉や胸をあたためる。詰まりをやわらげてくれる。
- 🌼カモミール:優しく心をなだめる。眠れない夜、胸の奥の寂しさにそっと寄り添うハーブ。
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悲しみは「内へ向かう」エネルギー。優しくあたためて、少しずつ“開いて”いくことが大切です。
ご紹介したハーブティーたちは、そんな心と体をそっとほぐしてくれる味方たち✨
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そして──
感情はつながっていて、ときに悲しみの下に怒りが潜んでいることもあります。
👉感情と身体のつながり【怒り編】はこちら



