「なぜ身体は凝るのですか?」「何をしたら凝ってしまうんですか?」
これはサロンでよくいただくご質問です。
一言で“コリ”といっても、原因はひとつではありません。
筋肉をどう扱ってあげているかや
体液の環境状態はどうなっているか、
ストレスや姿勢のクセを自覚しているか……
などさまざまな要因が重なって、筋肉は柔らかさを失っていきます。
何よりまず……息してますか?笑
吐く息は多いのに、吸い込むのは遠慮気味。
栄養が大切なように、酸素だって大切!
あなたの“コリ”の正体は、意外とシンプルなところに隠れているかもしれません。
仕事や作業などに集中したりすると呼吸は浅くなりやすいです。
他にも人が近距離にいたり、気を張ったり、気を遣ったりする時にも呼吸は小さくなりがちで、無意識に止まっていたりすることも。
今日はそんな酸素不足からセラピストの視点で、身体が凝る仕組みをわかりやすくお伝えしていきます。
コリが起きるとき、細胞で何が起きているのか?
筋肉は「筋線維」という細長い細胞が束になってできています。
その筋線維は、カルシウムイオンやATP(エネルギー物質)を使って「縮む・緩む」を繰り返しています。
ところが、長時間同じ姿勢をとったり、ストレスで交感神経が優位になったりすると…
• カルシウムイオンが放出されっぱなしになり、筋線維が縮んだまま戻りにくくなる。
• 血流が滞って 酸素や栄養が不足 → エネルギー(ATP)が作れず「緩む力」が弱まる。
• 老廃物(乳酸など)が溜まり、 神経を刺激して痛みとして感じる。
つまり、コリは「筋肉ががんばって縮んでいるのに、回復のための酸素や栄養が届かない」状態。
これが続くと、痛みを感じるコリ・感じないけど硬いコリ、両方が現れてきます。
コリと神経の関係
筋肉が硬くなったり、血流が滞ったりすると、神経にも大きな影響が出ます。
1. 血流不足で酸素が足りないと…
神経が「危険信号」を出して、痛みや重だるさとして脳に伝えます。
→ これが「痛いコリ」の正体です。
2. 緊張が続くと交感神経が優位に…
自律神経のうち交感神経は「戦う・逃げるモード」を作ります。
血管が収縮し、さらに血流が悪化 → 筋肉は緊張しっぱなしに。
3. 感覚が鈍くなることも…
長く続いたコリは、逆に神経の感度が低下して「凝ってるけど痛くない」状態になることも。
これが“慢性的なコリ”の怖いところです。
つまり、コリは「筋肉だけの問題」じゃなくて「神経とのやり取り」で感じ方が変わるんです。
酸素不足が自律神経に与える影響
酸素が足りない状態は、身体にとって大きなストレスです。
危険を察知した脳は「今すぐ対応しろ!」と交感神経を優位にします。
交感神経が働くと、血管はキュッと収縮し、心拍数も上昇。
一時的には集中力や反射神経が高まりますが、その分 筋肉や血管は休む間を失い、緊張が慢性化 します。
これが「呼吸が浅くなると余計に肩や首が凝る」理由のひとつです。
酸素不足が脳や心に与える影響
脳は体重の2%ほどしかないのに、消費する酸素量は全体の約20%。
それだけ酸素を必要としている臓器です。
酸素が不足すると──
• 集中力や判断力が低下
• 感情のコントロールが難しくなる
• 気分が落ち込みやすくなる
といった心の不調にもつながります。
「疲れて肩が凝ってくると気持ちまで沈む…」という経験は、実は偶然ではなく、脳の酸素不足が気分を左右しているからなんです。
なので、疲れを感じた時はまず深呼吸!
深く息を吸い込むと肺の奥まで空気が入り、酸素がたっぷり血液に取り込まれます。
酸素を含んだ血液が全身に届けられれば、細胞の隅々まで栄養と酸素で満たされます♪
深呼吸するのにも肋骨の環境がどうなのか?
肋骨周辺の筋肉が硬ければ肋骨は動きにくく肺を膨らませるのが難しくなってきます。
なので深呼吸って単純でありながら難しくとても重要!
マッサージを受けた後、呼吸が楽になるのは筋肉が緩むことで肋骨の動きが解放され肺が膨らませやすくなるからです。
浅い呼吸に慣れてしまうと息を吸い込む力も弱くなっていきたくさんの悪循環が起こります。
呼吸するのも筋肉は使っているものだから、普段から息を深く吸い込む練習も必要です。
深く深く深く、限界まで吸い込み
体がプルプル震えるぐらい限界まで息を吐き切る
これをワンセットするだけでも途中で背中が攣ったり
息が切れたり、じんわり汗をかくほど体が温まったりすることもあります!
最初は3分間から
慣れてきたら5分、7分、10分
と呼吸する練習をするだけでも疲れにくく、回復しやすい体を作っていけます✨
深呼吸はただのリラックス法ではなく、細胞を潤し、神経を整え、心を回復させる“全身のメンテナンス”なんです。
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気を遣ったり、仕事に全集中したり、空気読んだりしても、
いつでもどこでも、どんな時でも無料でできるセルフケアだから酸素を吸うことだけは遠慮せず思いっきり!笑
セルフケアもしつつ、時にはプロの手に委ねてあげてください✨
心と身体がつながる、やさしい場所。
寝屋川のリラクゼーションサロン「BAKU・寝(バクネ)」では、
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