体質だから…と諦める前に。セラピストが語る生理痛と筋肉の関係

2025.09.16

お月見パティは準備からバタバタ大忙し。
キレイなドレスを仕立て、お肌の手入れも今のうち✨️
届いた招待状に胸をときめかせ、
赤いドレスを身にまとい、ガラスの靴を履いていざ!お月見パーティへ🌕

優雅に笑顔で踊ってみせるわ✨️──
でも、ガラスの靴…痛ぇんです。
足は浮腫んできて、腰も痛いし、ドレス締め付けすぎて……
は、吐き気が。目眩が、頭痛が……

限界を超えて、その場を立ち去り、
靴は脱げるわ置いてくるわ、ドレスはズタボロになるわ、不甲斐なし…。
メンタルやられるわ、体もあちこち痛くて疲労困憊。
「もう眠いから寝ます…」
 
7日後の0時に魔法を解いてください。
いや、出来れば3日…2日でお願いします。

 
 
そう…。生理のお話です!!
生理痛は“体質だから仕方ない”と思われがちですが、
実は身体の状態──特に筋肉や血流の影響を大きく受けています。

ホルモンの影響で筋肉は硬くなりやすく、
骨盤まわりや下半身の血流が滞ると、痛みや吐き気、頭痛につながってしまうことも。

今日はセラピストの目線から、
生理痛と筋肉の関係、そして普段からできるセルフケアについてお話していきます!
 
 
 
 
まず生理痛の原因について

🔹 生理のしくみそのものによる原因(機能性月経困難症)
• プロスタグランジンの過剰分泌
 子宮内膜が剥がれるときに分泌される物質。子宮を収縮させて経血を排出しやすくしますが、分泌が多いと子宮が強く収縮して痛みを引き起こします。
 → 下腹部の痛み、腰痛、吐き気、下痢なども起こりやすい。
• 子宮の出口が狭い・筋肉が硬い
 特に若い女性や出産経験のない人では子宮口が狭いため、経血がスムーズに出にくく、強い収縮が必要になって痛みが出やすくなります。
• 自律神経の乱れ
 ホルモンバランスの変化は自律神経にも影響を与えます。交感神経が優位になると筋肉や血管が収縮しやすく、血流が悪化して痛みが強くなります。

🔹 病気や体質による原因(器質性月経困難症)
• 子宮内膜症:子宮の内膜組織が子宮の外にでき、炎症や癒着を起こす。
• 子宮筋腫:子宮にできる良性腫瘍で、経血量が増えたり強い痛みを伴う。
• 骨盤内の炎症や癒着:感染症や過去の手術が影響することも。

🔹 その他の要因
• 冷えや血行不良:下半身の血流が悪いと痛みが増す。
• ストレスや睡眠不足:ホルモンと自律神経のバランスが乱れ、痛みが強くなる。
• 栄養不足(特に鉄・マグネシウム・ビタミンB群):筋肉の緊張や神経伝達に影響。

このように、生理痛にはさまざまな原因が関わっています。
その中でも私がセラピストとして注目しているのは、筋肉の硬さ・血行不良・自律神経の乱れです。
体を緩め、血流を整えることで「体質だから仕方ない」と思っていた痛みも変わる可能性があります。
 

 
筋肉が硬いと痛みが強くなる理由

筋肉が硬直すると、そこを走る 血管 や 神経 に直接影響が出ます。

1. 血管の圧迫による血流障害
 筋肉の緊張が強いと、周囲を通る細い血管(毛細血管)が圧迫され、
 子宮や骨盤内への血流が低下 します。
 血流が悪くなると、酸素や栄養が十分に届かず、代謝産物(老廃物)も排出されにくくなります。

2. 痛み物質の蓄積
 血流が滞ると、プロスタグランジンやブラジキニンといった 痛みを引き起こす物質 が局所に溜まりやすくなります。
 これが「ズーンと重い痛み」や「鋭い刺すような痛み」を増幅させます。

3. 神経の過敏化
 血流不足は神経にも負担をかけ、痛覚過敏 を引き起こします。
 本来なら感じにくい刺激も「強い痛み」として脳に伝わってしまうのです。

 
イメージで言うと
硬い筋肉は、ホースを強く握った状態。
水(血液)の流れが悪くなり、中に老廃物(痛み物質)がどんどんたまっていく。
その状態で神経まで敏感になっているから、痛みはより強く感じてしまうんです。

• 筋肉の硬さ → 血流の低下 → 痛み物質の蓄積 → 神経過敏化
この悪循環が、生理痛をさらに強める大きな要因になっています。

だから、筋肉を緩めて血流を改善すること が、生理痛のケアにとても有効なんです。
 
 
生理痛の原因には、ホルモンの影響による筋肉の緊張や血流不良も深く関わっています。
セラピストとしては、硬くなった筋肉を緩めて血の巡りを整えることで、痛みが和らぐケースを多く見てきました。

骨盤まわりの筋肉をケアし、気になる浮腫には足つぼでアプローチ✨

「耐える」だけじゃなく、自分の体のためにできることをしてあげる。
女性にとってホルモンバランスは、人生のとても長い時間を一緒に過ごす大切なテーマです。

\実際にこんなお声もいただいています/ 
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
 

生理中の不快感は「体質だから仕方ない」と思われがちですが、実は使うアイテムの違いでも大きく変わります。

たとえば、普通のナプキンは吸収力に優れて便利ですが、どうしても ムレや冷え、圧迫感を引き起こしやすいもの。
化学素材や漂白された不織布に肌が敏感に反応することもあります。
かゆみや炎症といった不快感。
また着け心地やズレ問題。それ自体がストレスとなり交感神経を刺激します。
交感神経が優位になると筋肉は緊張しやすくなり、その結果、生理痛の痛みが強まることもあるのです。

一方で、サニタリーショーツ は通気性がよく、ムレを防ぎ、下半身を冷やしにくいのが特徴です。
その快適さが血流や自律神経の安定につながり、「生理痛が楽になった」「吐き気やだるさが減った」という声も実際に聞かれます。

さらに、日常に軽いストレッチや温活を取り入れることも効果的です。
骨盤まわりをほぐし、血の巡りを助けることで、体は確実に応えてくれます。

 
 

でも、毎月のことだからこそ「自分でがんばらなきゃ」と無理をしなくても大丈夫。
生理痛への向き合い方は、人によって本当にさまざまです。
薬でラクになる方もいれば、生活習慣やケアを変えることで軽くなる方もいます。

ナプキンひとつとっても、便利で安心できる人もいれば、ムレや刺激でつらさが増す人もいます。
そんな時は、サニタリーショーツや布ナプキン、月経カップなど、今はたくさんの選択肢があります。

大切なのは「何を使うのが正解か」ではなく、自分の体にとって心地よい方法を見つけること。
そこにストレッチや温活などのセルフケアをプラスするだけで、毎月の過ごし方は大きく変わっていきます。
たまにはプロの手に身をゆだね、心と体をゆっくり休める過ごし方を選んでみてください✨
 
 

 

心と身体がつながる、やさしい場所。
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