疲れたときほど、“心を思い出す時間”をつくる

2025.06.16

疲れが“満足感”になるとき✨️

好きな人と過ごした1日。
やりきった仕事の帰り道。

体はクタクタなのに、なぜか心はふわっとしてる。
不思議だけど、あのときの疲れは“心地よさ”に変わってる。

疲れの正体は、体力の消耗だけじゃない。
心が満たされているとき、同じ仕事でも「今日は不思議とエネルギーに満ちてる✨️」なんて日がある。

セラピストの仕事は、いわゆる“肉体労働”とも言われるけれど——
体の使い方ももちろん大事。でも、同じように体を使っていても、1日の終わりの感覚には大きな差がある。

私の場合、それはお客様の反応に出ます(笑)

お客様の悩みにしっかり向き合えて、期待に応えられて、
「気持ちよかった!」「すごく楽になった」と感動してもらえたとき——

私は、やりがいと達成感と、さらなる向上心に包まれて、心が満たされて、疲労感が“快感”に変わることがあります。(笑)

実はこれ、科学的にもちゃんと裏付けがあるんです。
愛情や安心感があると、脳は“疲れた”という信号を弱めてくれる。

① ポジティブ感情と疲労感の軽減(心理学研究)
• 心理学者バーバラ・フレドリクソンの「拡張-構築理論(Broaden-and-Build Theory)」によると、
ポジティブな感情は身体的・精神的なストレス耐性を高めるとされている。
• 喜び・感謝・愛情など“満たされている感情”を感じているとき、自律神経が整いやすく、疲労感が感じにくくなる。

② オキシトシン(愛情ホルモン)と副交感神経の関係
• 心が満たされた状態では「オキシトシン」が分泌されやすくなる
(スキンシップ、愛情、共感などで増える)
• オキシトシンは副交感神経を優位にして、疲労の回復を促進する作用がある

③ 仕事における「情熱と疲労」の関係(ポジティブ心理学)
• 好きなことや“やりがい”を感じているときは、同じ労力でも疲れを感じにくい
• 「ワーカホリック(義務)」より「エンゲージメント(やりがい)」の方が
慢性的な疲労やバーンアウトのリスクが低いという研究も

「疲れたな…」と思うとき、
体力だけでなく、心の充足感やつながりが欠けていることもある。

満たされた心は、体の疲れを“疲れ”として認識させにくくする。
これは心理的・神経的にも立証されているんですよ!

だから疲れたときほど「体を癒して、心を思い出す」時間をつくるようする!

・頑張った自分へのご褒美
・「労わってもらいたい」っていう本音
・痛みを、気持ちよさに変えていくこと
・そして、何も背負わず深く眠ること

これらは誰かの為に動いてきた体と心を「自分のため」にしてあげられる大切なケア!

身体のケアをすることで、ネガティブを一度リセットして、ポジティブに立て直すことができます。
それが、心のための休息です。

疲れを放っておかないって、自分を大切に扱ってるってこと。

身体がふわっと軽くなる夜は、
心も「もう大丈夫だよ」って安心できる日になります(*^^*)

今日できることは、深呼吸を3回。たったそれだけでも、心と体の距離が縮まります。

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「疲れた」ときほど、セラピストは“身体を癒すだけじゃない何か”を届けられる。

「セラピストが“疲れてる人”にできる、本当のケアとは?」

→ 実際に私が現場でやっていること、
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