いくつか一次感情についての記事を書いてきましたが、
今回は**二次感情「嫉妬」**について触れていきます。
嫉妬──
実は上手く扱えば、自分を成長させる“火種”にもなり得る感情。
ただしその難しさゆえに、愛にも毒にもなりうる──そんな繊細で厄介な一面も併せ持っています。
今回はそんな「嫉妬」、
つまり“焼きもち”と身体のつながりを、じっくり紐解いていきます。
「焼きもち」って、なんで“焼いた餅”なんだろう?
──そんな言葉遊びみたいなことを考えていたら、思いのほか、嫉妬と餅って似てることに気づいた!笑
餅は、火にかけるとぷくーっと膨らむ。
怒りも、寂しさも、我慢も、いつの間にか心の中で膨らんで、気づけば「なんであの子ばっかり!」と感情が爆発しそうになる。
そう、それが“焼きもち”!!
⸻
嫉妬は、本当は「好き」の裏返し。
• 自分が欲しかったものを誰かが手にしたとき
• 相手が他の誰かを見てると気づいたとき
• 比べたくないのに、比べてしまったとき
そのたびに、胸がザワザワして、
みぞおちがキリキリして、
喉がつかえるような感覚になる。
それは、あなたの中にある「守りたい気持ち」が火を持った証拠。
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焼きもちが焦げるとき
火力(感情)のコントロールを失い、怒りの炎でもちを焦がしてしまえば、
それはもう、誰にも渡せるものではなくなる。
ひび割れて、黒く焦げつき、
とても「あなたにどうぞ」と手渡せるようなものじゃない。
きっとその餅は、嫌な味──「嫌味」になっている。
想いを伝えられずに溜め込んで、怒りに火をくべてしまったら
餅は焦げ、苦くて、喉につっかえて、食べた相手も苦しませてしまう。
ときには、自分で自分の焼いたお餅を喉に詰まらせて、
「息ができない」ほど苦しくなってしまうことだってある。
焦げた餅の後始末。
結局、残されたのは…。
想いの残骸を焼いた、真っ黒な網。
焼きすぎた態度に焦げついた言葉。
自分でも抱えきれなかった感情たちを思い出しながら、ひとつずつ、こびりついた焦げを落とす時間の辛さ。
でも──
上手に焼けた餅は、相手の空腹を満たすこともある。
ほんのり香ばしく、あたたかく、やわらかく、
あなたの中の「好き」や「敬意」をちゃんと伝えられたなら、それはきっと、相手に届く“愛”になる。
そしてお餅は満腹感が強い!!笑笑
嫉妬は、悪じゃない。
焼きもちも、失敗作じゃない。
焼き方次第で、人を傷つける毒にもなるし、人を救う優しさにもなる。
そして嫉妬をバネに焼き方を研究し、レシピのレパートリーが増えたなら!
焦がした餅の煙で人を遠ざける焼き餅屋は、人が集まるシェフになる✨️
あなたが餅を焼く相手は──
調味料を与えてくれる人ですか?
火が強くなりすぎたとき、水を注いでくれる人ですか?
それとも……
あなたの火に、油をぶち込んでくる人ですか?
感情を育てるのは、一人では成り立たない。
その火加減に、誰と向き合っているかも大切。
嫉妬の裏には、
→ 自分の価値を信じられない不安
憧れの裏には、
→ 自分に希望を見ている勇気
嫉妬は、痛みのある“憧れ”。
まだ自分の中で、「それを手にしていい」と思えてないとき、憧れは嫉妬に変わる。
それでも隣の芝は青く見えるもの。
頑張ったこと、積み上げきた努力。
抱えてき感情と向き合い続けた気持ち。
それらは全て体が受け止め背負っている。
だから
焼けたお餅は熱々でぶん投げないように(=相手を責めない)
硬くならぬうちに(=決めつけない)
焦って焦さぬように(=破壊行動に走らない)
お餅を焼く火の燃材料が何の感情なのか見つめ直す。
身体のケアをしながら、身体に背負わせた重荷を心地良さの中でゆっくり下ろし、
「こんなにも私の体は頑張ってたんだなぁ〜」
って感じながら、自分の頑張りを振りかえって認めてあげてくださいね。
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